- しゅび
- I
しゅび【守備】敵の攻撃に備えて守ること。 守り。⇔ 攻撃「~を固める」「~位置」「~隊」IIしゅび【首尾】(1)始めと終わり。 始めから終わりまで。
「文の~を整える」
(2)物事のなりゆき・結果。 顛末(テンマツ)。「上々の~だ」
(3)物事をうまく処理すること。「他(ヒト)の目褄忍びて逢ふ瀬~するに/いさなとり(露伴)」
(4)折り。 機会。「さいわひ只今は人もなく, よき~にて候まま/咄本・露が咄」
(5)〔俳諧で, 百韻と歌仙のそれぞれ表(首)と名残の裏(尾)の句数を合わせた形式であることから〕一六句(表八句・裏八句)・一二句(表六句・裏六句)の連句のこと。 首尾行。~よく都合よく。 うまい具合に。IIIしゅび【麈尾】〔「麈」は鹿の大きいもの〕大鹿の尾に柄をつけた具。 古く, 虫や塵(チリ)を払うのに用いたが, 後世は法具の一つとなった。 払子(ホツス)。 しゅみ。→ 払子
Japanese explanatory dictionaries. 2013.